講座・イベント
2018年11月3日13:30より、Ensemble Colline Verte によるサロンコンサートが72年館で行われました。
フルート 吉田 祐美氏 オーボエ 中内 真理氏 ピアノ 坂井 桂子氏
コンサートはバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」から始まりました。高校時代の同級生の三人によるトリオは、息もぴったり、素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。また、各曲の演奏の前には、楽器の説明や曲の時代背景をわかりやすくお話しくださり、その楽しい解説も曲の世界に入りやすくしてくださいました。
曲目では女子大での演奏ということで、プログラムの中にはあまり知られていませんが、女性の作曲家M.ドリングの作品が入っていました。変化に富んだ楽しい曲でした。
アンコールは讃美歌「慈しみ深き」で、東京女子大学にふさわしい曲で演奏が終わりました。最後は
中内 潔先生の指揮、Ensemble Colline Verteの伴奏で、出席者全員でCollege Hymnを歌いました。クワイヤOGや現役クワイヤキャプテンの参加もあって、部屋に響きわたる大合唱となりました。
質問コーナーでは「なぜオーボエがオーケストラの音合わせの基準になるのか」という質問に、
「オーボエは音程の変化が少ないこと、他の楽器のようにその場で音の調整ができないこと」とお答えをいただき、一つ知識が増えました。
天気にも恵まれ、グラウンドの鳥たちのさえずりが更に興を添え、素晴らしい演奏に心豊かな時間を過ごすことができた一日でした。
(企画委員会)