講座・イベント
2025年6月14日(土)、2025年度一般社団法人東京女子大学同窓会定時総会を、大学24202教室において開催しました。陪席のみオンライン併用で開催し、大学からの御来賓、多くの代議員を含む同窓生にご参加いただき、無事終えたことを報告致します。
第Ⅰ部では東京女子大学理事、森千賀子さん(76文英)が、エフェソの信徒への手紙2章8~10節で始まり「善い業を行って歩む」と題して、共感に満ちた奨励と祈祷をしてくださいました。続いて安田理事長、そして森本あんり学長が所用のため、竹内敦司副学長より代理でご挨拶をいただきました。大学の現状については、山本真吾現代教養学部長がご説明くださいました。
栗田啓子大学維持協力会会長のご挨拶では、維持協力会の寄付金額が昨年の大幅減からは少し回復したが、将来に向けて十分ではないため、多くの卒業生の協力を依頼されました。
2024年度から給付を開始した太田給付奨学金を受給し、卒業したばかりのお一人が壇上で感謝の言葉を述べ、在学中のお二人からの文書を司会者が代読しました。給付奨学金の意義を再確認する機会となり、今後とも意欲的に学ぶ在学生を応援できますよう、みなさまのお力添えをお願いいたします。
第Ⅱ部、定時総会は以下のとおり成立し、まず会長畠山より、「同窓会の現在と未来」と題し、2017年一般社団法人化の意義、正会員とはこの法人に賛同した同窓生であることを明確にし、これまでの活動、そして2024年度に行った改革について説明がありました。引き続き2024年度事業報告、決算報告、監査報告が承認され、続いて2025年度事業計画、予算が提示されました。
特に今年度は、年額2,500円の同窓会費を、2026年度から年額3,500円に改定することを協議し、承認されました。総会に先立って、代議員へのオンライン説明会、資料の配付を行ったこともあり、皆さまにご理解いただくことができました。同窓会費が改定されたのは44年ぶりです。
■正会員数 23,492名
■議決権のある代議員総数 245名
■議決権総数 245個
■出席代議員(委任状による者を含む) 200名
■この議決権総数 200個
■定款第 22 条に定められている議決権を有する代議員の過半数が出席しており、本総会は成立
【意見】
意見 (1):値上げには反対するつもりであったが、今回詳細な説明を聞き、会費の値上について納得できた。値上げに関しては、全員に詳細な説明※を伝えていただきたい。また、若い方達の意見も聞いてほしい。( ※本年9月発行の会報第81号と同窓会ホームページをご参照ください
意見 (2):社会人4年目だが、値上げは仕方がないと思う。まわりに同窓会を知らない人がたくさんいるので、もっと広報をお願いしたい。大学とのかかわりを持つ、大学への愛着、大学への貢献という点では、会費を払う価値がある。会費を、前払いできることももっと周知してほしい。
【事前質問】
質問(1):事前質問
同窓会館の建て替えについては、どの程度話が進んでいるのか。同窓会館の建替えではなく、利便性の良い場所での賃貸なども考えているのか。
回答:同窓会館は大学のキャンパス整備計画の中に入っているため、明確になり次第、改めて、定時総会あるいは臨時総会にて皆様に諮ることになる。同窓会と学生との距離を近いものにするという意味でも大学外での賃借は考えていない。
質問 (2):事前質問
会費完納時期の見直しについては検討しているのか。
回答:現在は、卒業後50年で同窓会費は完納である。その後はSS会費として会費と同額を寄付金として納めていただいているが、非常に認知度が低い。完納時期は据え置きとして、SS会費の認知度を上げることを優先したい。
質問(3):事前質問
会報が年1回発行になるが、郵送ではなく、PDF配布などの対応は考えていないのか。
回答:多くの方に、同窓会の存在、活動を知ってもらうことが課題である。送料の値上げにより会報発送費用が増大している。会報発行は年1回になるが、内容の充実をはかっている。ホームページ、メールマガジン、SNS(X)を活用し、情報の発信をしている。ぜひ、皆さまにご覧いただきたい。今後、同窓会の公式Instagramを開設し、懐かしい大学の写真などの発信も予定している。
会報をはじめ、各種広報ツールは「ゆうメール」を利用して発送しているが、信書を送ることができないため、会報、荻窪だより、会費の納付用紙などを郵送するにあたり、信書にあたるかどうかに非常に気を配って制作している。
質問(4):事前質問
年会費を払っている同窓生と払っていない同窓生に、サービスの面で差があるのか。
回答:今の時点では、同窓会会報が発送されないこと、ホームページの正会員専用ページを閲覧できないこと以外にはほぼ差はない。ただし、今回行った、TOEICのオンライン講座は正会員のみを対象としたところ、会費を納めて正会員になった同窓生の例もあった。今後は、観劇チケットの販売価格等に差をつけることなどで、正会員との差を明確にしていきたい。
質問(5):事前質問
若い同窓生に関心を持ってもらえるような施策や企画を考えているのか。
回答: 実際にどのような催しなら参加したいと考えるのかニーズを把握し、企画を立てる上で、曜日や時間の設定、オンライン併用なども考えていく。また、大学のエンパワーメントセンター等とも連携して、ライフキャリア支援についての情報発信などもできればよいと考えている。
次に、役員選考委員長より、改選役員と新役員候補の紹介、また改選役員選考委員と新役員選考委員候補の紹介があり、それぞれ改選と就任が承認されました。続いて、臨時理事会が開かれ、新副会長2名の選出が報告されました。 最後に、退任役員への謝辞が述べられ、議事は全て終了しました。 今後も引き続き同窓会の活動をご支援いただきますようお願いいたします。
2024年6月15日(土)、2024年度一般社団法人東京女子大学同窓会定時総会を大学の24202教室で、また陪席のみオンライン併用で開催し、大学からの御来賓、多くの代議員を含む同窓生にご参加いただき、無事終えることができました。
第一部では東京女子大学キリスト教センター主事・城倉由布子さんのお祈り、ルカによる福音書17章20~21節で始まり「歩みを起こす」と題して含蓄の深い説教をしてくださいました。続いて安田理事長、そして森本あんり学長が外せない所用のため山本慎吾副学長より、代理でご挨拶をいただきました。小田浩一現代教養学部の急な体調不良のため、光延真哉全学共通教育部長が代理として大学の現状について報告してくださいました。
栗田啓子大学維持協力会会長のご挨拶では、維持協力会の寄付金額が減少しているとお話があり、ぜひとも多くの卒業生にご寄付をお願いしたいと思った次第です。
第二部、定時総会は以下のとおり成立し、2023年度事業報告、決算報告、監査報告が承認され、続いて2024年度事業計画、予算が報告され、2024年度からの太田給付奨学金の新設を発表いたしました。意欲的に学ぶ在学生の力になれることは同窓会として喜ばしいことであり、みなさまのお力添えに感謝いたします。
■正会員数 23,778名
■議決権のある代議員総数 243名
■議決権総数 243個
■出席代議員(委任状による者を含む) 201名
■この議決権総数 201個
■定款第 22 条に定められている議決権を有する代議員の過半数が出席しており、本総会は成立
【Q&A】
Q(1): 安井てつ研究会(議案書7頁参照)は素晴らしいと思います。資料の展示等ある
のでしょうか。
A: 安井てつ研究会は3年間の期限付き事業で2024年度に終了。事業終了後、資料等を公開予定。
Q(2): 卒業後10年分の会費は大学が代理徴収してくれている。その後の徴収率が下がって
いることについてどう考えているか。
A: 卒後10年の会、卒後20年の会で徴収している。2023年からは、スクエア等のキャッシュ
レス決済システムを導入しており、微増。長い目で見ていただきたい。
Q(3): 卒業後10年の納入率が激減しているが、その他の年齢層の納入率も低い。具体的な策は考えているのか。
A: 質問(2)の回答と同じ。
Q(4): 東女ネットワークの会で、昨年度まで就活講座を開催していた。今年度は開
催がなかったようだが、学生に対して同窓会をアピールすべきではないのか
A: 就活講座は休止したが、他の企画を検討中。
【事前質問】
Q(1):同窓会費2500円が決まったのは1980年であり、現在なら5000円位が適当ではないか。
年会費を4000円にしてはどうか。また、新入会員の10年会費を5年で2万円にしてはどうか。現
在卒業後50年で完納だが、卒業後60年まで納めてもらってはどうか。
A:会費の値上げを検討する際に参考にしたい。
Q(2):同窓会館建て替えについては、65年間の大学との土地使用貸借契約があるが、会館建て替えにつ
いて大学との交渉は進めているのか。
A: 建て替え資金が現在2億7千万円集まっている。大学との検討を始めつつあるところで
ある。
Q(3):代議員制になり、会費を納めていても代議員でない場合、議決権がない。今後、代議員制が形骸化
しないよう、ルール作りをしてほしい。
A:同窓会への意見、感想はホームページから受け付けているので、一緒に母校、同窓会
を支えていきたい。
Q(4):現在住所やメールアドレスが不明な同窓生には、卒業後の会のお知らせが届かない、他の
会員に住所の問い合わせ等をしているのか。
A:卒業後の会は、正会員ではなくとも、住所が判明している全同窓生に、お知らせはがきを
送付している。住所が不明な同窓生には、Xにて住所変更をお願いしている。ホームペ
ージから住所変更をしていただきたい
最後に退任役員と新任役員の紹介、そして理事会互選により、次期会長を畠山直子に決定 したことを報告し、議事は全て終了いたしました。 今後も引き続き同窓会の活動を見守っていただきますようお願いいたします。
日時:2024年6月15日(土)13時~17時
会場:東京女子大学24号館 オンライン併用
大学も同窓会も、時代に合わせて進化しています。定時総会第Ⅰ部では、大学の現状と将来につ
いて伺います。
同窓会定時総会は、代議員だけでなく、同窓生であればどなたでも参加できます。
たくさんの同窓生の皆さまの参加をお待ちしています。
東京女子大学は、
伝統を守りながら、明るい未来に向かって進んでいます。そして同窓会も母校を支えるために活動
を続けています。
代議員には、詳細を後日書面でご案内いたします。
内容等に変更がある場合は、荻窪だより(5月発行)と東京女子大学同窓会ホームページでお知ら
せします。
第Ⅰ部 支部長交歓会 2024年6月15日(土)18時~20時30分 吉祥寺東急REIホテル
第Ⅱ部 支部交流プログラム 2024年6月16日(日)9時20分~15時 72年館
支部運営のための情報交換、母校の現状把握そして同窓会活動のあり方などについて懇談します
2023年度一般社団法人東京女子大学同窓会定時総会が、6月17日(土)24202教室で開催されました。オンラインによる陪聴も併用し、第Ⅰ部、第Ⅱ部とも多くの同窓生が出席しました。
第Ⅰ部は、湊晶子元東京女子大学学長による礼拝で始まり、大学からは安田隆二大学理事長、海外出張中の森本あんり学長に代わり樋脇博敏副学長、小田浩一現代教養学部長、栗田啓子維持協力会会長が出席されました。
礼拝では、コリントの信徒への手紙二4章7節から9節が読みあげられ、一人ひとりを個として尊重する母校で教育をうけ、Sacrifice and Serviceの精神で人生を切り開いてきたことが語られ、これからも順風満帆ばかりではないであろう人生を乗り越えていこう、という同窓生に向けた力強いメッセージで締めくくられました。
安田理事長からは、女子大学に厳しい時代だからこそ、存在感を輝かせる大学となるように改革を推し進めていくとの決意が述べられました。
樋脇副学長からは、これからの社会で求められる教養と専門性を備えた女性を育成することを目的とした、2024年度から2年にわたって行われる教育改革計画についての説明がありました。
小田現代教養学部長からは、2023年度は授業も課外活動もコロナ禍以前に戻り、キャンパスが活気にあふれていること、2022年度に始動した英語センターも順調であること、生成型AIの影響については試行錯誤しながらも模索を続けていることなどが報告されました。
栗田維持協力会会長からは、母校への支援に対する感謝が述べられました。2020年に奨学金制度が貸与型から給付型に変更されたことが報告され、学生たちが豊かな学生生活を送り、社会で活動する確固たる基盤をさらに充実するために、同窓会に対してより一層の支援をお願いしたいとの話がありました。
第Ⅱ部の定時総会は、議決権のある代議員総数252のうち、出席代議員数(委任状を含む)204の出席により成立しました。2022年度事業報告から始まり、決算報告、監査報告が承認され、続いて2023年度事業計画、予算が報告されました。さらに、奨学金の定款改正、2023年度役員改選、役員選考委員改選が承認され、2023年度定時総会は閉会となりました。
会場からは、オンラインの活用、総会資料のペーパーレス化、同窓会館の建替え計画についての丁寧な説明、多様性のある同窓会活動への要望がありました。検討していきたいと思います。また、同窓会の発展に期待、コロナ禍ではあっても、大学と同窓会が変わらずにいてくれるのが励みになるなど温かい言葉を多数いただきました。これらの言葉を励みに、2023年度も同窓会は、同窓生に支持される活動を続けていきたいと思います。これからも、ご支援ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
■質問1
正会員と一般会員の違いは何でしょうか?
■回答1
一般会員は、東京女子大学を卒業した者、東京女子大学大学院を修了した者、東京女子大学の中途退学者で理事会の承認を受けた者です。
正会員は、一般会員のうち、この法人の目的に賛同し、正会員として入会した者です。つまり、一般会員は同窓会費を納入することで、正会員になります。
■質問2
2022年度決算報告での受取正会員会費は53,108,131円です。一方、2022年度会費納入状況の資料では、納入者数は17,470人となっています。受取正会員会費は、同窓会費2,500円に人数を乗じた値と一致しません。どうしてですか?
■回答2
受取正会員会費は当年度分の会費に加え、2021年度までの未納会費が含まれているからです。
なお、海外から外貨で入金された場合、円換算の際に端数が発生するため、受取正会員会費は2,500の倍数ではありません。