講座・イベント
2024年6月15日(土)、2024年度一般社団法人東京女子大学同窓会定時総会を大学の24202教室で、また陪席のみオンライン併用で開催し、大学からの御来賓、多くの代議員を含む同窓生にご参加いただき、無事終えることができました。
第一部では東京女子大学キリスト教センター主事・城倉由布子さんのお祈り、ルカによる福音書17章20~21節で始まり「歩みを起こす」と題して含蓄の深い説教をしてくださいました。続いて安田理事長、そして森本あんり学長が外せない所用のため山本慎吾副学長より、代理でご挨拶をいただきました。小田浩一現代教養学部の急な体調不良のため、光延真哉全学共通教育部長が代理として大学の現状について報告してくださいました。
栗田啓子大学維持協力会会長のご挨拶では、維持協力会の寄付金額が減少しているとお話があり、ぜひとも多くの卒業生にご寄付をお願いしたいと思った次第です。
第二部、定時総会は以下のとおり成立し、2023年度事業報告、決算報告、監査報告が承認され、続いて2024年度事業計画、予算が報告され、2024年度からの太田給付奨学金の新設を発表いたしました。意欲的に学ぶ在学生の力になれることは同窓会として喜ばしいことであり、みなさまのお力添えに感謝いたします。
■正会員数 23,778名
■議決権のある代議員総数 243名
■議決権総数 243個
■出席代議員(委任状による者を含む) 201名
■この議決権総数 201個
■定款第 22 条に定められている議決権を有する代議員の過半数が出席しており、本総会は成立
【Q&A】
Q(1): 安井てつ研究会(議案書7頁参照)は素晴らしいと思います。資料の展示等ある
のでしょうか。
A: 安井てつ研究会は3年間の期限付き事業で2024年度に終了。事業終了後、資料等を公開予定。
Q(2): 卒業後10年分の会費は大学が代理徴収してくれている。その後の徴収率が下がって
いることについてどう考えているか。
A: 卒後10年の会、卒後20年の会で徴収している。2023年からは、スクエア等のキャッシュ
レス決済システムを導入しており、微増。長い目で見ていただきたい。
Q(3): 卒業後10年の納入率が激減しているが、その他の年齢層の納入率も低い。具体的な策は考えているのか。
A: 質問(2)の回答と同じ。
Q(4): 東女ネットワークの会で、昨年度まで就活講座を開催していた。今年度は開
催がなかったようだが、学生に対して同窓会をアピールすべきではないのか
A: 就活講座は休止したが、他の企画を検討中。
【事前質問】
Q(1):同窓会費2500円が決まったのは1980年であり、現在なら5000円位が適当ではないか。
年会費を4000円にしてはどうか。また、新入会員の10年会費を5年で2万円にしてはどうか。現
在卒業後50年で完納だが、卒業後60年まで納めてもらってはどうか。
A:会費の値上げを検討する際に参考にしたい。
Q(2):同窓会館建て替えについては、65年間の大学との土地使用貸借契約があるが、会館建て替えにつ
いて大学との交渉は進めているのか。
A: 建て替え資金が現在2億7千万円集まっている。大学との検討を始めつつあるところで
ある。
Q(3):代議員制になり、会費を納めていても代議員でない場合、議決権がない。今後、代議員制が形骸化
しないよう、ルール作りをしてほしい。
A:同窓会への意見、感想はホームページから受け付けているので、一緒に母校、同窓会
を支えていきたい。
Q(4):現在住所やメールアドレスが不明な同窓生には、卒業後の会のお知らせが届かない、他の
会員に住所の問い合わせ等をしているのか。
A:卒業後の会は、正会員ではなくとも、住所が判明している全同窓生に、お知らせはがきを
送付している。住所が不明な同窓生には、Xにて住所変更をお願いしている。ホームペ
ージから住所変更をしていただきたい
最後に退任役員と新任役員の紹介、そして理事会互選により、次期会長を畠山直子に決定 したことを報告し、議事は全て終了いたしました。 今後も引き続き同窓会の活動を見守っていただきますようお願いいたします。
日時:2024年6月15日(土)13時~17時
会場:東京女子大学24号館 オンライン併用
大学も同窓会も、時代に合わせて進化しています。定時総会第Ⅰ部では、大学の現状と将来につ
いて伺います。
同窓会定時総会は、代議員だけでなく、同窓生であればどなたでも参加できます。
たくさんの同窓生の皆さまの参加をお待ちしています。
東京女子大学は、
伝統を守りながら、明るい未来に向かって進んでいます。そして同窓会も母校を支えるために活動
を続けています。
代議員には、詳細を後日書面でご案内いたします。
内容等に変更がある場合は、荻窪だより(5月発行)と東京女子大学同窓会ホームページでお知ら
せします。
第Ⅰ部 支部長交歓会 2024年6月15日(土)18時~20時30分 吉祥寺東急REIホテル
第Ⅱ部 支部交流プログラム 2024年6月16日(日)9時20分~15時 72年館
支部運営のための情報交換、母校の現状把握そして同窓会活動のあり方などについて懇談します
2023年度一般社団法人東京女子大学同窓会定時総会が、6月17日(土)24202教室で開催されました。オンラインによる陪聴も併用し、第Ⅰ部、第Ⅱ部とも多くの同窓生が出席しました。
第Ⅰ部は、湊晶子元東京女子大学学長による礼拝で始まり、大学からは安田隆二大学理事長、海外出張中の森本あんり学長に代わり樋脇博敏副学長、小田浩一現代教養学部長、栗田啓子維持協力会会長が出席されました。
礼拝では、コリントの信徒への手紙二4章7節から9節が読みあげられ、一人ひとりを個として尊重する母校で教育をうけ、Sacrifice and Serviceの精神で人生を切り開いてきたことが語られ、これからも順風満帆ばかりではないであろう人生を乗り越えていこう、という同窓生に向けた力強いメッセージで締めくくられました。
安田理事長からは、女子大学に厳しい時代だからこそ、存在感を輝かせる大学となるように改革を推し進めていくとの決意が述べられました。
樋脇副学長からは、これからの社会で求められる教養と専門性を備えた女性を育成することを目的とした、2024年度から2年にわたって行われる教育改革計画についての説明がありました。
小田現代教養学部長からは、2023年度は授業も課外活動もコロナ禍以前に戻り、キャンパスが活気にあふれていること、2022年度に始動した英語センターも順調であること、生成型AIの影響については試行錯誤しながらも模索を続けていることなどが報告されました。
栗田維持協力会会長からは、母校への支援に対する感謝が述べられました。2020年に奨学金制度が貸与型から給付型に変更されたことが報告され、学生たちが豊かな学生生活を送り、社会で活動する確固たる基盤をさらに充実するために、同窓会に対してより一層の支援をお願いしたいとの話がありました。
第Ⅱ部の定時総会は、議決権のある代議員総数252のうち、出席代議員数(委任状を含む)204の出席により成立しました。2022年度事業報告から始まり、決算報告、監査報告が承認され、続いて2023年度事業計画、予算が報告されました。さらに、奨学金の定款改正、2023年度役員改選、役員選考委員改選が承認され、2023年度定時総会は閉会となりました。
会場からは、オンラインの活用、総会資料のペーパーレス化、同窓会館の建替え計画についての丁寧な説明、多様性のある同窓会活動への要望がありました。検討していきたいと思います。また、同窓会の発展に期待、コロナ禍ではあっても、大学と同窓会が変わらずにいてくれるのが励みになるなど温かい言葉を多数いただきました。これらの言葉を励みに、2023年度も同窓会は、同窓生に支持される活動を続けていきたいと思います。これからも、ご支援ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
■質問1
正会員と一般会員の違いは何でしょうか?
■回答1
一般会員は、東京女子大学を卒業した者、東京女子大学大学院を修了した者、東京女子大学の中途退学者で理事会の承認を受けた者です。
正会員は、一般会員のうち、この法人の目的に賛同し、正会員として入会した者です。つまり、一般会員は同窓会費を納入することで、正会員になります。
■質問2
2022年度決算報告での受取正会員会費は53,108,131円です。一方、2022年度会費納入状況の資料では、納入者数は17,470人となっています。受取正会員会費は、同窓会費2,500円に人数を乗じた値と一致しません。どうしてですか?
■回答2
受取正会員会費は当年度分の会費に加え、2021年度までの未納会費が含まれているからです。
なお、海外から外貨で入金された場合、円換算の際に端数が発生するため、受取正会員会費は2,500の倍数ではありません。