講座・イベント

<報告>2014年ヒューズホール教養講座
ケンブリッジ・ヒューズホール再訪

去年に引き続き2回目となったケンブリッジ大ヒューズホールでの教養講座が7月27日から8月5日に催行され、同窓生18名が参加しました。丸5日間、午前中は英語による教養講座、午後はフリータイムという、夜9時まで明るいイギリスの夏を十二分に楽しめる日程でした。

今回も素晴らしいイギリスの夏の天気におおむね恵まれました。ある夜、他のカレッジに「ベニスの商人」を観に行ったときは雨の中で、どうなるのだろう、とやきもきしていると、始まる頃にすうっと雨が上がりました。その間、気まぐれなイギリスの天気に慣れているイギリス人の観客は、ワインを飲んだり食事をしたりして動じる様子もなく、さすがと感心しました。
チャーチルの生誕地ブレナム宮殿とシェークスピア生誕の地ストラトフォード・アポン・エイボンへの一日バスツアーは雨に降られましたが、道中のバスの中が長かったので、幸運でした。バスからの眺めは、どこまでいっても緑の緩やかな丘陵や実った大麦畑。そしてところどころにのんびりとした羊の群れ。シェークスピアの妻であるアン・ハサウェイの家を訪れるころには雨も止んで、様々な花の咲き乱れる庭は雨上がりの後でよけいに美しく感じられました。

今回も様々な出会いがありました。日本各地から集まった参加者の方々との出会いと再会。講師として午前中の授業を教えてくれたピーターさん、そして、PA(Program Assistant)としてずっとついてくれたヒューズホールで学んでいる日本人とパキスタン人の男性。

ピーターさんはシェークスピアの研究者であると同時に俳優でもあり、とてもいい声の持ち主で、聴きとりやすい英語で話してくれました。イギリスの各地方の方言を披露してくださり、同じ英語の異なる響きに驚きました。PAの二人は、参加者のどんな質問にも答えてくれるケンブリッジに精通した方たちで、二人のお蔭で貴重なケンブリッジの思い出ができました。 (A.K. 79文英)

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ケンブリッジ・ヒューズホール再訪

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