支部

早鞆支部活動報告 2026.3.28

  • 報告

2026年3月28日(土)に90年英米文学科卒で日本ヘミングウェイ協会会長である小笠原亜衣氏(現在、関西学院大学法学部 及び言語コミュニケーション文化研究科 教授)を講師にお招きし、米文学研究の変遷、ヘミングウェイ研究の変化についてご講演いただきました。
今回、参加者が少なかったこともあり、学生時代のゼミのようで、質疑応答や意見交換も活発に行われました。
私にとっての最大の学びは、米文学研究の変化でした。私の学生時代は、精読中心だったものが、現在は「社会的に読む」ことが進んでいるとの解説に、大いに興味をそそられました。
また小笠原氏は、1920年代のヘミングウェイ作品の研究がご専門とのことで当時、パリ在住だったヘミングウェイと交流関係にあった芸術家との関係や、それらの影響にも触れていました。セザンヌ絵画からは、「読者の五感を刺激し、作品の世界を立体的に感じてもらう」創作哲学を学んだとも言及されました。
 講演会後の懇親昼食会中も、文学や芸術、歴史など知的好奇心を満たす話題や学生時代の思い出話に花が咲き、密度の濃い時間を過ごすことができました。

早鞆支部長 大塚絹子

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