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2023/10/22 宮城支部2023年度総会・例会報告

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宮城支部2023年度例会報告

10月22日(日)、仙台市青葉区広瀬町にある「宮城県知事公館」にて宮城支部の例会が開催され、24名の会員が出席いたしました。
今年はパストラル・ハープ ミニストリーの横山恭子先生とお仲間にお越しいただき、「祈りのたて琴 ~いつくしみと愛のあるところ神とともに~」と題して、お話と演奏を聴かせていただきました。パストラル・ハープ ミニストリーは、病床にある方や様々な問題で悩み苦しむ方に1対1で、ハープと歌による「生きた祈り」を捧げる活動を行っていらっしゃいます。今回の企画は、先生に師事し、ともに活動もしている同窓生の赤松千鶴さんのご協力により実現し、実際に演奏にもご参加いただきました。

まず横山先生から、パストラル・ハープ ミニストリーの活動についてお話を伺いました。活動を通して出会った方々のお話にもふれ、旧約聖書の詩編からの引用を交えながら、人生は順境、逆境、それを乗り越えた先の新境地‐順境に戻るのではなく、一段成長した境地‐を繰り返していくことなどをお話いただきました。

 お話の後はいよいよハープの演奏です。身近な音楽は人生の様々な場面と結びついていることが多く、その時のことを思い出すことは頭を使ってしまうため、あえて知られていない曲(主にフランスのテゼ共同体で作られた曲)を演奏することで、自由な境地を感じていただいているそうです。この日も約20分間、曲の合間の拍手なしで、「終わり」の声がかかるまで、それぞれが静かに自分の内面と向き合う形式で演奏いただきました。参加者からは「とても癒されました」「心が穏やかになったような気がします」といった感想を聞くことができました。

演奏後は4年ぶりに飲食を伴う懇親会です。お弁当をいただきながら、おひとりずつ、女子大時代の思い出や近況をお話いただき、その後はそれぞれにお話に花が咲いていました。

 コロナ禍を経て、例会を通常開催できたこと。横山先生のおっしゃるように、単にコロナ禍前に戻れたというのではなく、再会の喜びをいっそう感じられる私たちになっているのかもしれません。
 来年度以降も、会員の皆様に喜んでいただけるような企画を準備して、ともに時間をすごせるようにと願っております。

宮城支部長 安倍貴子

演奏を聴く参加者

演奏を聴く参加者

集合写真

集合写真

懇談会の様子

懇談会の様子

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