支部

2021/11/14 2021年度宮城支部活動報告

  • 報告

11月14日(日)宮城支部の支部総会・例会を開催致しました。今年度の例会は、コロナウィルス感染症対策及び遠距離にお住まいの方にも参加いただけるよう、オンラインで実施し、会場での参加またはご自宅等でZoomを使った視聴が選択できるようハイブリッド方式で開催しました。参加人数は、会場が幹事を含め11名、ご自宅が7名でした。
総会では、支部長挨拶、会計報告、サークル活動報告が行われました。
続いての例会では、長年アメリカ文学や文化を研究されていた本学名誉教授の今村楯夫先生を講師にお迎えし、「もっと知りたい!ヘミングウェイ」と題し、講演を行っていただきました。講演会には、宮城支部以外からも11名のご参加をいただきました。
講演会では、今村先生が新訳に取り組まれた「老人と海」についてのお話が中心でした。先生の講演で印象的だったのが、「これまで20回以上原作を読んでいるが、今回の講演依頼を機に原作を読み直してみたら新たな発見があった」ということです。感性は年をとっていくほど磨かれていくので、昔読んだ文学作品を再読すると新たな発見があるというお話は、学びの大切さを再認識し、とても感銘を受けました。
例会終了後は、宮城支部会員の懇親会を開催しました。これまでのようにランチ会というわけにはいきませんでしたが、オンライン参加者も含め、おひとりずつ近況報告をしていただき、懇親を深めることができました。
宮城支部としては、Zoomを利用したオンラインでの例会は初めての試みでしたが、会場あるいは自宅と自分に合った方法で参加していただくことができ、また講演会では宮城支部以外の方にも多数の参加をいただきました。反省点としては、会場内の音声の調整が上手くいかず、手間取ってしまったこと等があげられます。
ご参加いただいた皆様からのアンケートでは「とても良かった。ヘミングウェイを再読したいと思いました」という声を多数いただきました。今村先生からも「Zoomの向こうに卒業生がいるという感触があり、とても気持ちが乗って話すことができました」というご感想をいただきました。
来年度の例会がどういう形になるか未定ですが、今年度得られたノウハウや反省点を来年度の例会にも生かしていきたいと考えています。同窓会本部・事務局の皆様にも色々とご協力いただき、大変ありがとうございました。
宮城支部 坂本 恭子

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