支部

2018/6/30 2018年度東京女子大学同窓会千葉支部活動報告

  • 報告

私ども千葉支部は千葉県下に3800名余の同窓生を有する大所帯です。年1回の総会そして数々のイベントを企画し同窓生相互の親睦をはかっております。また同窓生に情報をお届けする支部だよりを5月と11月に発行致しました。

さて2018年は母校の創立100周年を迎える記念すべき年にあたり千葉支部第18回総会は2018年6月30日(土)、11時30分より母校(善福寺キャンパス)で行われ、会場の72年館1階ラウンジは満席となりました(出席者59名)。第1部は校歌斉唱、文理学部哲学科の小島洋子氏による礼拝 (讃美歌 第二篇 聖書 詩篇91篇14節?16節)に引き続き議事に入り、活動報告、決算報告、活動案、予算案、新役員承認と満場一致で承認され閉会となりました。その後の親睦会はこけし屋さんのケータリングによるランチタイム。つきせぬ楽しいおしゃべりに花がさきました。

第2部は会場を西講堂(西校舎)に移し、東京女子大学現代教養学部人文学科 日本文学専攻教授中野貴文先生に「和歌とは何か」というタイトルのもと素晴らしいご講演をいただきました。日本古典文学の中心的な位置を占め、日本文化の根源でもある和歌についてなぜ貴族たちは和歌を詠み合ったのか、なぜ和歌は千年にわたって詠み続けられたのか、具体的な古典テキストを用いその謎を当意即妙のユーモアをもってお話しくださいました。私どもは久しぶりに懐かしの母校、懐かしのキャンパスでの講演に若き日の学生時代にもどり久々の知的興奮にひたることができました。そしてこれからの100年、「挑戦する知性」の実現にむけての第一歩が始まるという思いを新たにいたしました。

私どもの年度初めに企画したイベントは「谷津干潟探訪」「東京都美術館藤田嗣治没後50年展見学」「写実絵画のホキ美術館訪問」「新年食事会―和食」「JFEスチール見学」「桜と東京近代美術館」の6つですが好評につき「谷津干潟再訪」を新たに加え、18年は計7つのイベントになりました。11月現在ですでに4つのイベントが催行されいずれも参加者に大好評をいただいております。これからも同窓生皆様ひとりひとりの思い、生き方にじかに触れ合えることを願って楽しいイベントを企画したいと思っております。
千葉支部長 大槻 裕子

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