支部

2019/11/19 2019年度さがみの会鎌倉活動報告

  • 報告

当日の恵まれた好天、プリンスホテルの入り口より青い海と江ノ島とそして富士山の織りなす素晴らしい景色にうっとりして会場に入りました。

46名の会員の方々が出席して下さいました。

中野貴文先生による講演会が始まりました。他支部より「とても面白い」との評判を聞いておりましたので期待でワクワクと始まりを待ちました。

颯爽と現れた中野先生はラフな格好良いお姿で、よく通るお声での講義が始まりました。「かぐや姫の罪と心」。どんなとらえ方をなさるのか、皆さま固唾を呑んで聞き入りました。一般的な童話「かぐや姫」から導入され、この作者不明の物語がどんなにか深い意味を持ち、源氏物語への発展に多くの影響を与え、そして古典文学がAIの時代になっても生き続けているという心踊るご講義でした。古典文学の成り立ちや短歌和歌の背景などそして現代のアニメ文化にまでも言及されました。その後先生への質問や感想を述べるにあたり、我が同窓生の方々は誠に適切な発言を次から次へとなさり、多分中野先生も大いに喜ばれたことでしょうと思います。

このようなご講義を再び大学生になって教室で聞けたらどんなに楽しいことでしょうとは、出席されたかなりご高齢な会員のご感想でした。

さがみの会鎌倉支部長 本田志津子

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