支部

2018/12/2 三重支部2018年度総会と講演会

  • 報告

三重支部では12月2日(日)に松阪市の四季懐石「武蔵野」にて、支部総会と講演会を開催いたしました。出席者は19名でした。

総会:2017年度の報告ならびに2018年度の報告と今後の役員選出について承認をいただきました。つづいて懐石料理をいただきながら、出席者もひと言スピーチで近況報告を行いました。

講演会:講師 田中綾乃 氏

1997年に東京女子大学文理学部哲学科を卒業、2001年大学院哲学専攻修士課程修了、2008年同大学院人間科学研究科博士課程を修了され、現在三重大学人文学部准教授の田中綾乃氏に、「東京女子大で培われたもの ―哲学から演劇まで―」をテーマにお話しいただきました。
学生時代に力を注いでこられた演劇のお話ではじまり、ご専門であるカント哲学のお話、そして現在お勤めの三重大学を拠点として、地域の人材育成にかかわられていらっしゃることまでを、お話していただきました。
学生時代のお話をきくと、自身の学生時代と重ね合わせて、懐かしい気持ちがこみあげてくるのと同時に、いつまでも変わらない「女子大の精神」を感じることができました。終了後には演劇を通じて、新しい視点をもつワークショップのお話についての質問も出て、とても興味深く拝聴しました。
女子大の構内に入ると「something」を感じられるとおっしゃられたときには、みなさん頷いて聞いていらっしゃるのが印象的でした。世代は違っていても、こうした同窓生が集まる場所にも「something」を感じます。おいしいお食事と、楽しいおしゃべりと、有意義な講演を聞かせていただいた総会となりました。
三重支部長 平井玲子

田中綾乃氏の講演風景と出席者

田中綾乃氏の講演風景と出席者

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